現在テーマ株の1つ、全個体電池関連銘柄の紹介をしていきます。
まずその前に、全個体電池とは何なのか軽く説明しておきましょう。
今までEV車に使われていたリチウムイオン電池に代わり、これからは全個体電池が使われるようになります。その理由は、安全性が高いこと、超急速充電が可能なこと、高エネルギー密度であること、作動温度範囲が広いこと、設計の自由度が高いこと、劣化しにくいこと、液漏れが起こらないことなどリチウムイオン電池より優れています。
昭北ラミネート工業(富山市飯野、中川雄介社長)は、同市中冨居新町に新設した第3工場で、次世代電池として期待されている「全固体電池」向けの電極を生産すると発表しています。主力の医薬品向けアルミ包材の製造技術を応用したもので、電気自動車(EV)での採用を想定するそうです。
2021年1月9日、中国の新興EVメーカーとなる「NIO(ニーオ)」がセダンタイプの新型EV「ET7」を発表しました。こちらは航続距離が1,000kmと素晴らしい発表なのですが、このET7にも全個体電池が搭載される予定だそうです。
それでは銘柄紹介に参ります。
出光興産 5019
出光興産は、千葉事業所に次世代電池向け固体電解質の小型量産設備を新設し、全固体リチウムイオン電池の実用化を目指しています。発表では本設備の完工・稼働開始は2021年度第一四半期を予定とのことです。
(出典:iSPEED)
こちらのチャートを見てみますと、今年に入り一気に株価が上昇しています。期待が高いのが伺えますね。因みに出光興産は配当が5%近くある高配当銘柄となっております。
トヨタ自動車 7203
トヨタ自動車は東京工業大学と2016年に全固体電池の開発成功し、2020年代前半に発売する車に全固体電池を搭載すると発表しています。
(出典:iSPEED)
トヨタ自動車は大きく上下をしていますが、全体的には上がってきています。現在は下がってきていますが、何かしらの発表があれば動きも変わってきそうです。
村田製作所 6981
村田製作所は、電子部品メーカーで、電子部品を主力とする企業では世界トップクラスになります。2020年度中(2021年3月まで)の量産開始すると発表しており、今後の発表に注目されています。
(出典:iSPEED)
村田製作所は2019年10月14日、「CEATEC 2019」に出展した「業界最高水準の容量を持つ全固体電池」が、「CEATEC AWARD 2019」経済産業大臣賞を受賞していますので、そこから株価の上昇が止まりません。
まとめ
現在、EV車と言えば米国のステラがトップクラスなのでしょうが、これから中国での開発もどんどん進んで行くでしょうし、世界的に発展していく業界となります。得に今年、2021年は新たなEV車が開発、発売され始める年となるでしょう。
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— ありスケ@株長期投資家 (@bitman_Cloud) 2021年1月26日
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