今回は、7月28日大引け後にあった決算発表の中から2銘柄を紹介していきたいと思います。
まずは、1つめ
日産自動車 〈7201〉
日本を代表する世界有数の自動車メーカー、生産台数世界2位(日産・三菱・ルノー連合)。仏ルノー社と資本参加を含む自動車事業全般にわたり提携、三菱自動車を含めた3社連合でグローバル戦略を遂行しています。
株価(07/28) 593.7円
時価総額 25,058億円
ROE(実) -11.20%
ROA(実) -2.68%
PER(予) 38.7倍
PBR(実) 0.57倍
配当利回り(予) --%
自己資本比率 24.0%
【決算内容】
22年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は1145億3100万円の黒字(前年同期は2855億8900万円の赤字)に浮上して着地。
通期の同損益を従来予想の600億円の赤字→600億円の黒字(前期は4486億9700万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通し。
(出典:Kabutan)
最終利益が黒字になったのは2019年7月〜9月ぶりとなります。ただでさえ半導体が不足しているのに、黒字転換したことは大きく評価するべきかと思います。
日産は過去2年度で、6712億円、4487億円の赤字決算を出していたのですが、事業構造改革「NISSAN NEXT」が黒字化の立役者となったのかもしれません。
「NISSAN NEXT」とは、持て余している700万台の生産キャパを約20%削減すること、グローバルでの商品数を69車種から55車種以下にシュリンクするなど最適化することなど、多くの経費削減に取り組んできました。その反面、「今後18カ月で12の新車型を投入する」と発表もしています。
また、日産は7月15日、SUVスタイルの新型EV(電気自動車)「アリア」を世界初公開しました。日本での発売は2021年中頃を予定し、実質購入価格は約500万円からの見込みのようです。
続いて2つめは
エクセディ 〈7278〉
自動車駆動系部品メーカー、アイシン精機系列。自動変速装置・AT(トルクコンバータ、トランスミッション部品、ダンパー)、手動変速装置・MT(クラッチディスク、クラッチカバー)の製造販売をしています。
株価(07/28) 1,753円
時価総額 852億円
ROE(実) 2.49%
ROA(実) 1.62%
PER(予) 9.7倍
PBR(実) 0.40倍
配当利回り(予) 4.56%(1株80円)
自己資本比率 65.2%
【決算内容】
22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前損益は44.6億円の黒字(前年同期は20.9億円の赤字)に浮上して着地。
4-9月期(上期)の同利益を従来予想の45億円→65億円(前年同期は8.4億円)に44.4%上方修正し、増益率が5.4倍→7.7倍に拡大する見通し。
(出典:Kabutan)
エクセディと言えば、高配当銘柄かつ株主優待銘柄でもあります。株主優待は100株以上で1年以上保有で3,000円相当のWebカタログから商品が貰えるようです。今までは長期保有制度はなく、分厚いカタログが送られていたのですが、今年から変更になっています。
今回の決算発表は全体的に業績好調で経常利益の進捗率は1Qで35%もあります。この調子で頑張っていってほしいですね。とても安心できる決算内容でした。
まとめ
現在日本国内はオリンピック開催となっているものの東京都の感染者人数が毎日更新しており収まることがありません。現在の決算発表などは新型コロナの影響がそこまで出なかったとの銘柄が多くありますが、日本国内の増え方を見ていると心配してしまいます。現在、ワクチン接種者も日々増えてはいるものの、その摂取率は伸び悩んでいるようでやはりワクチンが足りない状況なのでしょうか。いち早く多くの国民がワクチンを打ち終わることを願います。
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