鉱工業生産指数とは、
鉱工業製品を生産する国内の事業所における生産、出荷、在庫に係る諸活動、製造工業の設備の稼働状況、各種設備の生産能力の動向を捉え、また、生産の先行き2か月の計画を把握することで、日本の生産活動をいち早く把握できる指数のことです。
（経済産業省より）
鉱工業製品（496品目）を生産する国内の事業所における生産の状況等（数量・重量・金額等）を経済産業省が調査し、「鉱工業生産指数」として毎月公表するものです。
この統計の注目度は高く、国内事業所におけるこれらの製品の生産量を「基準年＝100.0」として指数化し、企業の生産動向を知るうえで、有力な経済統計として株式市場や為替市場でも重視されています。
この指数を見ることで、現在の日本の景気状況がなんとなく把握できるという訳ですね。
2月26日に発表された鉱工業生産指数なんですが、1月の鉱工業生産指数になりまして前月比4.2％上昇し、97.7になりました。
（出典：経済産業省）
上昇は3カ月ぶり。生産の基調判断は「持ち直している」としました。
特に、軸受け半導体メモリー、リチウムイオン電池、半導体製造装置などの生産が増えたようです。それでも現在は自動車業界から半導体が足りないと言われていますからまだまだ生産は続きそうですよね。
（出典：経済産業省）
まとめ
現在、アメリカ株が下落し日本株も釣られて下落していますが、これは米国債利回りの上昇を受けテクノロジー関連株から売り圧が出て利食いが相次いだためでしょう。米10年利回りは一時1.6%を超えてきていてこれからも様子を見ていく必要がありそうです。
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