こんにちは、みなさん!今回は、厚生労働省が検討している国民年金保険料の納付期間延長についてお伝えします。
背景
日本は少子高齢化が進行中であり、高齢者の数が増加しています。このため、将来的には年金の給付水準が低下する可能性が高いと言われています。そこで、厚生労働省は一定の給付水準を保つため、国民年金保険料の納付期間を現行の「60歳未満から65歳未満」へと延長する案を検討しています。
提案のポイント
①保険料の納付期間の延長
現行の国民年金保険料の納付期間は、20歳以上60歳未満の40年間です。
延長されると、65歳になるまでの45年間になります。
②給付額の変化
納付期間が延長されると、受け取る年金額は増える可能性があります。
例えば、老齢基礎年金が月額6万4816円(2022年度、40年間保険料を納めた場合の満額)に対し、納付期間が45年に延長された場合、基礎年金額は 45/40 倍、7万2918円となります。
③対応策
・納付期間が延長された場合、以下の対策が考えられます。
・働き続ける。
・60歳から65歳までの年金保険料を貯めておく。
・保険料免除制度を活用する。
結論
最終的な結論はまだ出ていませんが、政府は2024年に結論を出し、2025年の通常国会での改正法案の提出を目指しています。今後の動向に注目ですね!
それでは、皆様も将来の年金について考えましょう。