site
stats

ありスケの株式投資ブログ

株式投資にて、毎日気になったことや高配当銘柄や株主優待についてのことなど書いていきます。

個人事業主は新NISAの積立投資枠とiDeCoのどっちがいいか。

個人事業主新NISAの積立投資枠iDeCoのどっちがいいか。という内容について解説していきたいと思います。

 

結論からいいますと、資金力があるなら両方やるのが1番いいです。これをいうと元も子もないので、それぞれの目的について見ていきましょう。

f:id:bitmancloud:20240419144815j:image

新NISAの積立投資枠

売却時、非課税期間が無制限であるため、長期的な資産形成に適しています。
投資対象が多様で、柔軟な運用が可能です。
いつでも資金を引き出せるため、流動性が高いです。上限は120万円。

◎NISAは、本来売却時にかかる申告分離課税として利益に対して一律で所得税15.315%と住民税5%、合わせて20.315%の税率が適用されるのですが、これが非課税になる制度ですね。つまり、売却時無税ということですね。

 

iDeCo

掛金が所得控除されるため、節税効果が大きいです。
運用益が非課税であり、受け取り時の税制優遇もあります。
老後の資産形成に特化しており、安定した運用を目指し、 国民年金のみの受給を補うことができます。上限は月68,000円、年間816,000円。60歳まで受け取れません。

iDeCoは口座内であれば売却利益も非課税となるのですが、受け取り時に税金がかかる場合があります。例えば、iDeCoの資産を一時金として受け取る場合、退職所得控除が適用されますが、その後の所得税や住民税は課税対象となります。また、年金として受け取る場合も、公的年金等控除の適用を受けた上で、所得税や住民税が課税されることになります。

 

まとめ

新NISAの積立投資枠は、長期積立による資産を目的としており、子供の高校や大学の教育資金として利用することも、将来的に少しずつ取り崩して使うことも可能で、利用者のオリジナルな使い方ができます。

一方、iDeCo節税と将来の年金を目的としており、個人事業主所得税を節約したい場合や、将来の年金や退職金の代わりとして利用したい場合に適しています。

個人事業主は、これらの制度を自身のライフプランや資金計画に合わせて選択し、賢く活用していきましょう。