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ありスケの株式投資ブログ

株式投資にて、毎日気になったことや高配当銘柄や株主優待についてのことなど書いていきます。

しっかりインカム指数 安定配当を求める投資家の新星

こんにちは、投資の世界には様々な指数がありますが、今日は特に注目すべき指数、「しっかりインカム指数」についてお話ししましょう。この指数は、配当利回りが高く、安定した配当成長を続ける銘柄を選定することで、長期的な資産成長を目指す戦略の一環として利用されています。

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選定条件の厳選さ
しっかりインカム指数の銘柄選定条件は、ただ増配か配当維持を続けるだけではありません。国内証券取引所に上場している全普通株が対象で、10年以上連続して減配がない銘柄を母集団としています。さらに、予想配当利回りが高い30銘柄で構成され、毎年5月末の時価総額が500億円以上の銘柄が選ばれます。年1回、6月末に定期見直しと銘柄の入れ替えが行われるので、常に最適な銘柄が選ばれているのです。

 

魅力的なパフォーマンス
過去のパフォーマンスを見てみると、2019年から2023年までの年間上昇率は以下の通りです。

2019年: 12.37%
2020年: -5.77%
2021年: 22.10%
2022年: 30.57%
2023年: 28.32%
YTD (Year To Date): 24.78%

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これらの数値は、しっかりインカム指数が投資家にとってどれだけ魅力的であるかを示しています。もちろん、過去のパフォーマンスが将来の結果を保証するものではありませんが、安定した配当を求める投資家にとっては見逃せない指数です。

 

高配当銘柄の紹介
さて、この指数に連動する銘柄の中で、高配当上位5銘柄をご紹介しましょう。

1. ナガセ (9733) 配当利回り5.37%
2. 伯東 (7433) 配当利回り5.28%
3. 安藤・間 (1719) 配当利回り5.21%
4. LIXIL Group (5938) 配当利回り5.16%
5. 武田薬品工業 (4502) 配当利回り4.62%

これらの銘柄は、現在の市場で高い配当利回りを提供しており、投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

 

銘柄入れ替えのタイミング
しっかりインカム指数の銘柄入れ替えは、年1回、6月末に行われます。このタイミングで、指数を構成する銘柄の見直しが行われ、配当利回りや財務状況などの基準に基づいて、最適な銘柄が選定されるのです。

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ETF投資信託への期待
現在、しっかりインカム指数に直接連動するETF投資信託は存在しませんが、投資家の間では、このような金融商品の設立に対する期待が高まっています。配当利回りが高く、安定した配当成長を続ける銘柄を集めた指数に連動するETF投資信託が設立されれば、投資家にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

 

まとめ
しっかりインカム指数は、配当利回りが高く、安定した配当成長を続ける銘柄を選定することで、長期的な資産成長を目指す戦略の一環として利用されています。投資を検討される際には、市場の変動や個々のリスク許容度を考慮し、最新の情報を基に慎重な判断を行うことが重要です。

将来的にしっかりインカム指数連動ETF投資信託が上場すると、安定した配当を求めるあなたの強い味方になることでしょう。