高配当銘柄で配当金生活を憧れている方は多くいらっしゃると思います。しかし、高配当銘柄ランキングの上位をそのまま買い占めるようなことをするのはとても危険なことです。
なぜなら、業績が悪く株価が下がっているから結果的に高配当になってしまった銘柄もたくさんあります。不用意に手を出すと、減配になったり、あるいは無配になることも珍しくありません。最悪倒産になってしまうことも。
そうならないため、配当性向や最新の業績、自己資本比率、余剰金などは必ず見ておきましょう。
配当性向は、利益に対して何%を配当金にしているかの指標です。配当性向が高すぎる銘柄には注意しましょう。目安としては30〜40%がいいでしょう。
最新の業績や、自己資本比率、余剰金などは株の情報サイト【Kabutan】などで調べるのがいいでしょう。
今回は、高配当かつ自己資本比率や余剰金がしっかりとしている高配当銘柄を紹介します。
中電工 1941
株価(02/02) 2,186円
時価総額 1,271億円
ROE(実) 2.27%
ROA(実) 1.77%
PER(予) 15.2倍
PBR(実) 0.58倍
配当利回り(予) 4.76%
自己資本比率 76.1%
【企業情報】
中国電力グループの総合設備エンジニアリング会社、（旧）中国電気工事。設備工事業（屋内電気工事、空調管工事、情報通信工事、配電線工事、送変電工事の設計施工）を営んでいます。
（出典：Kabutan）
自己資本比率が非常に高く、負債もないのでかなり安定感のある会社ではないでしょうか。
配当も4.76%もありとてもいいですね。
日工 6306
株価(02/02) 718円
時価総額 287億円
ROE(実) 5.23%
ROA(実) 3.54%
PER(予) 15.0倍
PBR(実) 0.90倍
配当利回り(予) 4.18%
自己資本比率 66.3%
【企業情報】
プラント＆機械メーカー。混練・加熱・搬送・制御のコア技術を核にインフラ整備に不可欠なプラント機械・機器（アスファルトプラント、生コンクリートプラント、環境・搬送製品（コンベア）の製造・販売・保守。国内トップのアスファルトプラント企業です。
（出典：Kabutan）
【株主優待内容】
権利確定 3月
エアーショベルかクオカード
500株以上
【1年以上保有】1,000円相当
【3年以上保有】2,000円相当
2,000株以上
【1年以上保有】4,000円相当
【3年以上保有】8,000円相当
◇以下より選択（設定金額の範囲で組合せ自由）
1、エアーショベル（1本1,000円相当に換算）
2、クオカード（1,000円単位）
※2021年3月に限り保有期間1年の要件は適用しない。
日工は、2月12日が次の決算発表となります。
レイズネクスト 6379
株価(02/02) 1,154円
時価総額 625億円
ROE(実) 21.52%
ROA(実) 13.66%
PER(予) 9.0倍
PBR(実) 0.93倍
配当利回り(予) 4.07%
自己資本比率 67.3%
【企業情報】
産業設備プラントのメンテナンス＆エンジニアリング会社、（旧）新興プランテック。エンジニアリング事業として各種産業設備・機械装置・プラントの設計・製作・施工・保守。日常保全工事、定期修理工事、改造・改修工事、新規設備工事を施工。石油精製・石油化学・化学・薬品・食品などの各種製造プラントや環境装置プラントの建設からメンテナンスまで幅広いサービスを提供しています。
（出典：Kabutan）
レイズネクストは、2月5日が決算発表日になるので注目したいですね。
まとめ
どれも業績や財務がそこそこいい、高配当銘柄を3つ紹介しました。また、詳しくは各自で調べて判断して頂けたらと思います。
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