先日Xである質問をしました。
90%の確率でもらえる1000万円と
— ありスケ@株長期投資家 (@Aliceke_kabu) 2024年6月2日
50%の確率でもらえる1億円。
あなたはどっちに挑戦しますか❓🤔
内容は以下のものでした。
90%の確率でもらえる1000万円と、50%の確率でもらえる1億円。 あなたはどっちに挑戦しますか?
結果としては約6割の方が、50%の確率でもらえる1億円を選びました。
アンケートで1億円を選んだ約6割の方々は、より大きなリターンを求めるリスク・シーキングの行動を示していると言えるでしょう。彼らは、より高い期待値を持つ選択肢を選んでおり、それは合理的な選択とも言えます。
期待値とは
確率的な試行を行った際に、平均してどれくらいの値が得られるかを示す数学的な概念です。具体的には、確率変数の各実現値にその確率を掛け合わせたものの合計として定義されます。
先程のアンケートで期待値を計算してみましょう。
90%の確率で1000万円をもらえる場合の期待値は、1000万円×0.9=900万円です。
50%の確率で1億円をもらえる場合の期待値は、1億円×0.5=5000万円です。
期待値が高い方が統計的には有利となります。期待値は、リスクを評価したり、投資やギャンブルなどの意思決定を行う際に非常に役立つツールです。期待値が高い選択肢は、長期的に見て平均的により多くのリターンをもたらすと期待されます。ただし、実際の結果は一回ごとの試行によって異なるため、期待値はあくまで平均的な値であり、保証された結果ではありません。
実際には、どちらを選ぶかは、その方のリスクへの姿勢や、そのお金がどれだけ必要かによって異なるでしょう。安定した小さなリターンを好む人は1000万円を、より大きなリターンを求める冒険的な人は1億円を選ぶかもしれませんね。