site
stats

ありスケの株式投資ブログ

株式投資にて、毎日気になったことや高配当銘柄や株主優待についてのことなど書いていきます。

安定成長を続ける小売りとフィンテックの融合企業

今回紹介する銘柄は、今尚成長をし続けている高配当銘柄です。それは、丸井グループになります。

f:id:bitmancloud:20240624155140j:image

丸井グループは、日本の小売業界における革新的な存在です。証券コード8252で知られるこの企業は、百貨店の運営からクレジットカード事業、さらには不動産賃貸まで、多岐にわたるビジネスを展開しています。その中核をなすのは、マルイモディといった知名度の高い商業施設です。

 

多角化するビジネスモデル
丸井グループの強みは、その多角化されたビジネスモデルにあります。小売事業だけでなく、フィンテック領域(金融と情報技術)への進出により、消費者のライフスタイルに深く根ざしたサービスを提供しています。これにより、市場の変動に強い安定した収益基盤を築いています。

 

堅実な財務状況
2023年3月期の業績は、グループ総取扱高が約3兆9,572億円、売上収益が約2,178億円と、堅実な成長を示しています。また、社員数は4,435名と、大きな組織でありながらも効率的な運営が行われていることが伺えます。

 

未来への展望
2025年度の業績予想では、売上収益は前年比8.2%増の254,500百万円、営業利益は前年比9.7%増の45,000百万円、経常利益は前年比5.7%増の41,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年比7.4%増の26,500百万円と、引き続き成長が期待されています。

 

丸井グループ 8252

6/25現在 株価 2,256円

時価総額 4,707億円
PER(予)  16.0倍
PBR(実)  1.67倍
配当利回り(予)  4.70%
ROE(実)  9.88%
ROA(実)  2.51%
自己資本比率 25.2%

f:id:bitmancloud:20240624153203j:image

丸井グループは株主還元方針に変更を加え、2024年3月期からDOE(株主資本配当率)を導入しました。これにより、高成長と高還元の両立を目指しています。具体的には、連結配当性向や連結総還元性向からDOEに変更し、自己株式の取得についても、計画的な取得から財務状況や株価水準を総合的に勘案しながら機動的に実施する方法に変更しています。

2023年3月期の1株当たり年間配当金は、株主優待廃止に伴う特別配当1円を含め、7円増配の59円でした。そして、2024年3月期の1株当たり配当金は42円増配の101円となり、12期連続増配を予定しており、今後も高成長・高還元を目指す方針です。

f:id:bitmancloud:20240624153531j:image

 

株価推移

f:id:bitmancloud:20240624153643j:image

(出典:Yahooファイナンス

株価は現在直近では低迷状態です。しかし、売上げや利益は毎年上がっており、高配当銘柄でもあるので、今は安心して保有出来るのではないでしょうか? 皆さんには、最新の情報を基に、慎重な判断を行うことをお勧めします。株式投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。