5月13日に決算発表のある銘柄は実に1,269銘柄でした。今週は日本株の決算発表週間でしたね。
今回は、今日決算発表があった銘柄の中からいくつか結果発表をしていきたいと思います。
まず、最初の銘柄はこちら
KDDI 9433
大手電気通信事業会社。個人向けビジネス(モバイル通信、au携帯電話/国内2位、コンテンツ)、国内・国際通信(5G・FTTH)、法人向け・グローバルサービス(IoT基盤、ICT、データセンター)を提供。国内・国際通信全般を手掛け、専用線、固定電話サービス、携帯電話、プロバイダ、衛星電話の電気通信役務を担う。モバイル通信サービスは「au」「UQ mobile」「povo」のマルチブランド戦略に取り組んでいます。
株価(05/13) 4,247円
時価総額 97,859億円
ROE(実) 13.81%
ROA(実) 6.22%
PER(予) 13.7倍
PBR(実) 1.89倍
配当利回り(予) 3.18%(1株135円)
自己資本比率 45.0%
【決算内容】
22年3月期の連結最終利益は前の期比3.2%増の6724億円になり、23年3月期も前期比2.3%増の6880億円に伸びを見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通しとりました。
同時に、今期の年間配当は前期比10円増の135円に増配する方針としました。また、自社株買いの発表(上限5,700万株)として発行済株式総数の2.58%
(出典:Kabutan)
三井住友フィナンシャルグループ 8316
三井住友銀行を中核とする大手金融(SMBC)グループ。銀行業務を中心に、リース業務、証券業務、コンシューマーファイナンス業務、システム開発・情報処理業務などの金融サービスに係る事業を展開しています。
株価(05/13) 3,856円
時価総額 52,995億円
ROE(実) 4.55%
ROA(実) 0.22%
PER(予) 7.9倍
PBR(実) 0.43倍
配当利回り(予) 5.45%(1株210円)
自己資本比率 4.9%
【決算内容】
22年3月期の連結最終利益は前の期比37.8%増の7066億円に拡大し、23年3月期も前期比3.3%増の7300億円に伸びる見通しとりました。
同時に、今期の年間配当は前期比10円増の220円に増配する方針としました。
安定の高配当銘柄です。
(出典:Kabutan)
アルテリア・ネットワークス 4423
電気通信事業サービス会社、丸紅の子会社。全国規模の自社光ファイバー基幹ネットワーク(札幌〜博多)を活用した法人向けネットワーク&インターネット、マンション向けインターネットサービスを提供しています。
株価(05/13) 1,357円
時価総額 678億円
ROE(実) 24.31%
ROA(実) 6.39%
PER(予) 11.7倍
PBR(実) 2.73倍
配当利回り(予) 4.46%(1株60.52円)
自己資本比率 26.3%
【決算内容】
22年3月期の連結最終利益は前の期比9.0%増の60.3億円になり、23年3月期は前期比0.3%増の60.5億円とほぼ横ばいを見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなりました。
同時に、前期の年間配当を58円から60.45円(前の期は55.37円)に増額し、今期も前期比0.07円増の60.52円に増配する方針としました。
そろそろ株価が反転しそうな気がします。
(出典:Kabutan)
ケイアイスター不動産 3465
ハウジング会社。1都10県の関東全域で、分譲住宅「ケイアイフィット」・注文住宅「はなまるハウス」・セミオーダー新築「IKI」・中古住宅の販売、不動産収益物件の賃貸・不動産仲介、リフォーム等を営む。子会社のよかタウン(神奈川)、旭ハウジング(神奈川)、フレスコ(千葉)、建新(神奈川)、東京ビッグハウス(東京)によりケイアイグループを形成しています。
株価(05/13) 5,430円
時価総額 861億円
ROE(実) 43.02%
ROA(実) 10.79%
PER(予) 5.4倍
PBR(実) 1.95倍
配当利回り(予) 5.16%(1株280円)
自己資本比率 27.0%
【決算内容】
22年3月期の連結経常利益は前の期比81.5%増の232億円に拡大し、23年3月期も前期比7.7%増の250億円に伸びを見込み、8期連続で過去最高益を更新する見通しとなりました。12期連続増収、8期連続増益になります。
同時に、今期の年間配当は前期比15円増の280円に増配する方針とします。
今期中にもバンバン増配してきそうですね。
(出典:Kabutan)
トリドールホールディングス 3397
外食チェーン運営。セルフスタイルの讃岐うどん専門店チェーン「丸亀製麺」を中核に、炭火焼き鳥「とりどーる」、ラーメン「ずんどう屋」、豚カツ・トンテキ「豚屋とん一」等を運営。グループ店舗数(国内1087店舗、2021年12月)。
株価(05/13) 2,303円
時価総額 2,019億円
ROE(実) -12.85%
ROA(実) -2.60%
PER(予) 36.9倍
PBR(実) 3.37倍
配当利回り(予) 0.33%(1株7.5円)
自己資本比率 18.8%
【決算内容】
22年3月期の連結最終損益は89.7億円の黒字(前の期は54.5億円の赤字)に浮上したが、23年3月期の同利益は前期比85.5%減の13億円に大きく落ち込む見通しとなりました。
今期はどこも飲食関連は弱い結果になっています。
(出典:Kabutan)
ENEOSホールディングス 5020
日本を代表するエネルギー・資源・素材企業グループ。主要3社(ENEOS、JX石油開発、JX金属)を中核にエネルギー事業(個人向け、法人向け)、石油・天然ガス開発事業、金属事業を展開しています。
株価(05/13) 497.2円
時価総額 16,061億円
ROE(実) 20.71%
ROA(実) 6.07%
PER(予) 9.4倍
PBR(実) 0.56倍
配当利回り(予) 4.42%(1株22円)
自己資本比率 29.7%
【決算内容】
22年3月期の連結最終利益は前の期比4.7倍の5371億円に拡大したが、23年3月期は前期比68.3%減の1700億円に大きく落ち込む見通しとなりました。また、自社株買いの発表(上限3億株)として発行済株式総数の9.3%
これだけ爆益だったのだから、少しは配当に回しなさい。
(出典:Kabutan)
クオールホールディングス 3034
調剤薬局チェーン大手。首都圏を中心に処方元医療機関と1対1マンツーマンの調剤保険薬局「クオール薬局」運営(829店舗、2021年9月)の全国展開と医療関連事業(CSO/営業支援、CRO/治験支援)。ローソン併設型、ビックカメラ店内、JR西日本、小田急・東急の駅構内など大手流通チェーンと店舗連携しています。
株価(05/13) 1,045円
時価総額 407億円
ROE(実) 12.92%
ROA(実) 5.59%
PER(予) 5.9倍
PBR(実) 0.88倍
配当利回り(予) 3.06%(1株32円)
自己資本比率 45.7%
【決算内容】
22年3月期の連結経常利益は前の期比36.4%増の100億円に拡大し、23年3月期も前期比18.9%増の120億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなりました。
同時に、今期の年間配当は前期比4円増の32円に増配する方針としました。
こんなに業績いいのに株価は年初来安値。早くみんなに気が付いてもらいたい。
(出典:Kabutan)
まとめ
日本株は全体的に決算結果が良かった銘柄が目立っていた感じがありますね。現在、アメリカの利上げにより米国株が特に売られている状態で、それにより日本株も引っ張られて下げてしまったり、円安の影響、ウクライナの問題など様々な要因で日本株が上がりにくい状態にあります。
しかし、個別では業績もよくしっかりと配当を出してくれている銘柄もたくさんあるので、頑張って世の中が明るくなるのを待ちましょう。
強いて言えば、株主優待の廃止が最近目立っているので今後、有名どころの株主優待がどうなるのか気になっています。
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