皆さん、GPIFとは何かご存知でしょうか?
正式名称は、年金積立金管理運用独立行政法人と言い英語名(Government Pension Investment Fund)なのでGPIFと言われています。
今回は、このGPIFとは何なのか?
そして、GPIFに関しての最新ニュースについて解説していきたいと思います。
◆GPIFとは?
私たち日本の公的年金のうち、厚生年金と国民年金の積立金の管理・運用を行っている厚生労働省が管理をしている独立行政法人です。
日本の公的年金は現役世代が納める保険料で、その時々の高齢者世代に年金を給付する「賦課(ふか)方式」です。
少子高齢化が進むなか、年金制度を持続可能なものとするために、以下のような仕組みを取り入れています。
①保険料の上限を固定
厚生年金の保険料率は18.3%(労使折半)、国民年金の保険料は16,900円に固定しています。
②基礎年金の半分は国庫負担
基礎年金の給付費の2分の1は税金(国庫負担)でまかなわれています。
③年金積立金の活用
将来世代の給付に充てるため、今後おおむね100年間で、積立金を計画的に活用します。
④人口や寿命の伸びに合わせて給付水準を自動的に調整
現役人口の減少や平均余命の伸びなどそのときの社会情勢に合わせて、年金の給付水準を自動的に調整する「マクロ経済スライド」が導入されています。
GPIFはこの中で③の年金積立金の活用に備え、積立金の管理・運用を行っています。
GPIFは以下の動画も作成しておりますので、興味のある方は見てみて下さい。
GPIFの運用実績ですが、去年2020年度は過去最大の37兆8000億円の黒字になったと発表しています。収益率はプラス25.15%になります。規模が凄いですね。
内訳は
◉外国株式が20兆6658億円
◉国内株式が14兆6989億円
◉外国債券が2兆6738億円が黒字で、
▽国内債券は2398億円の赤字でした。
今までの累積の収益額は95兆3363億円
運用する資産の総額は、
今年3月末現在で186兆1624億円となりました。
もちろん、今までに収益率がマイナスになる年もあります。しかし、長期で運用していくことで大きな暴落にも冷静に対応したり、また膨大な配当を得ることにより資産を愚直に増やしているのです。
ちなみになる話し
ちなみに、昨年何度も暴落を助けてくれていた日銀ですが、2020年度末時点で国内株式の最大保有者となってしまいました。
その保有時価は51兆5093億円で年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を約4.3兆円上回っています。
これにより買いすぎを防ぐために、現在は購入を控えてしまいました。
ブログがよかったと思った方はクリックで応援お願い致します!!
↓
株・投資信託を購入するなら【LINE証券】⬇︎
※今なら開設で最高3株の購入代金がもらえます!
◉LINE証券のメリットは好きな銘柄を1株から購入可能なところです。少額投資から始めたい方は必須です!
◉また、LINEポイントを使っても購入可能です。LINEポイントをよく使っている方にはおすすめです!
◉そしてなんと、LINE証券は平日21時までリアルタイムで売買が可能です。仕事で取引する時間がとれない方にはいいですよね!