今回は、決算発表で下方修正を発表した住江織物についてと、今気になっている優待銘柄の2本立てでお送りしたいと思います。よろしくお願いします。まずは下方修正を発表した住江織物についてどのような銘柄なのか見ていきましょう。
住江織物 3501
ハイテク織物会社(インテリアファブリックスメーカー)。インテリア製品(業務用・家庭用カーペット、カーテン、シート表皮材、壁紙)、自動車・車両内装材製品、機能資材・製品、美術工芸織物の製造・販売をしています。
株価(07/12) 1,688円
時価総額 130億円
ROE(実) 1.46%
ROA(実) 0.48%
PER(予) 38.0倍
PBR(実) 0.39倍
配当利回り(予) 4.15%(1株70円)
自己資本比率 33.5%
(出典:Kabutan)
一見、配当も元の数字まで回復したかのように見えますが、実際は修正前でも配当性向は84%とかなり高かったのですが、今回の下方修正後では157.6%と利益以上の配当を出していることになっています。
しかも、住江織物は今年の初めに株主優待制度を導入していますので、これが更に苦しめる結果になってしまっています。
【株主優待内容】
権利確定月 5月
100株以上
自社商品 700円相当
(家庭用脱臭・消臭剤 Tispa)
200株以上
オリジナルカタログギフト4,000円相当
1,000株以上
オリジナルカタログギフト10,000円相当
株主優待では200株で4,000円相当のオリジナルカタログギフトが最も優待利回りが高く1.18%になります。
今回の下方修正の理由は、国内外において、半導体・部品供給不足と上海市におけるロックダウン(都市封鎖)に伴う自動車の減産、また、原油高による原材料やエネルギー価格および物流費の高騰の影響によるものです。この状況はまだまだ続く可能性もあるため、すぐに回復するのは難しいかもしれません。
続いての銘柄は、今気になっている優待銘柄になります。
ヨロズ 7294
独立系の自動車部品メーカー。サスペンションシステムを中軸に自動車(乗用車・ピックアップ・トラック・トラクター)用の機構部品・車体部品・機関部品・保安部品、金型・設備の製造・販売をしています。
株価(07/12) 875円
時価総額 219億円
ROE(実) 1.59%
ROA(実) 0.65%
PER(予) 9.4倍
PBR(実) 0.37倍
配当利回り(予) 3.77%(1株33円)
自己資本比率 42.6%
(出典:Kabutan)
2020年、2021年の決算は大赤字となっていましたが、前期から黒字回復、今期には大分回復する予定です。そして、下がっていた配当も増配発表をし回復しています。
ヨロズは株主優待も豊富で内容も太っ腹となっています。
【株主優待内容】
権利確定月 3月
株主優待商品または、クオカード
100株以上
【1年未満保有株主】
◆以下より1点を選択
1、株主優待商品 1,000円相当
2、クオカード 1,000円相当
【1年以上保有株主】
◆以下より1点を選択
1、株主優待商品 2,000円相当
2、クオカード 2,000円相当
【3年以上保有株主】
◆以下より1点を選択
1、株主優待商品 3,000円相当
2、クオカード 3,000円相当
1,000株以上
【1年未満保有株主】
◆以下より1点を選択
1、株主優待商品 2,000円相当
2、クオカード 2,000円相当
【1年以上保有株主】
◆以下より1点を選択
1、株主優待商品 3,000円相当
2、クオカード 3,000円相当
【3年以上保有株主】
◆以下より1点を選択
1、株主優待商品 4,000円相当
2、クオカード 4,000円相当
10,000株以上
【1年未満保有株主】
◆以下より1点を選択
1、株主優待商品 3,000円相当
2、クオカード 3,000円相当
【1年以上保有株主】
◆以下より1点を選択
1、株主優待商品 4,000円相当
2、クオカード 4,000円相当
【3年以上保有株主】
◆以下より1点を選択
1、株主優待商品 5,000円相当
2、クオカード 5,000円相当
100株、1年未満では優待利回りが1.14%、1年以上で優待利回り2.28%、3年以上で優待利回り3.42%にまでグレードアップします。つまり、3年以上保有で総合利回り7.2%にまでなります。
今期の予想は1ドル120円での計算になっており、現在は136円台となっています。もしかしたら、上方修正の期待が出来るかもしれませんね。
現在、ヨロズは10年以上ぶりの株価安値圏に突入しています。業績も回復してきましたので、そろそろ株価も上がっていくかもしれませんね。
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