今回は、地銀をテーマにした株主優待銘柄を紹介していきたいと思います。地銀の株主優待銘柄と言えば、ひろぎんHDが人気の株主優待だったのですが、100株でのカタログギフトを廃止したことが皆さんの記憶に新しいのではないでしょうか。しかし、地銀には高配当で魅力的な株主優待のある銘柄は他にもあるんです。そんな、地銀の株主優待銘柄を解説していきましょう。
東邦銀行 8346
福島県が地盤の地銀、預金量東北2位。銀行業（預金業務、貸出業務、為替業務等）を中心として信用保証業、証券業務、リース業務、クレジットカード業務等の金融サービスに係る事業を営んでいます。
株価(03/11) 209円
時価総額 528億円
ROE(実) -2.44%
ROA(実) -0.07%
PER(予) 8.1倍
PBR(実) 0.27倍
配当利回り(予) 2.87%（1株6円）
自己資本比率 2.8%
【株主優待内容】
権利確定月 3月
地元特産品（ふくしまからの贈りもの）
1,000株以上
【１年以上保有株主】3,000円相当
【５年以上保有株主】5,000円相当
5,000株以上
【１年以上保有株主】5,000円相当
【５年以上保有株主】8,000円相当
10,000株以上
【１年以上保有株主】8,000円相当
【５年以上保有株主】10,000円相当
◆以下より１点を選択
１.福島県宿泊施設優待券
２.福島県特産品
３.TSUBASAアライアンス
共同企画特産品
４.寄付
カタログ内容（一部抜粋） 3,000円相当
カタログ内容（一部抜粋） 5,000円相当
みちのく銀行 8350
青森県が地盤の地銀。銀行業務（預金業務、貸出金業務、為替業務、有価証券投資業務等）を中心に、リース業務、信用保証業務、クレジットカード業務、債権回収業務などの金融サービスを展開しています。
株価(03/11) 820円
時価総額 149億円
ROE(実) 2.30%
ROA(実) 0.09%
PER(予) 5.8倍
PBR(実) 0.17倍
配当利回り(予) 3.05%（1株25円）
自己資本比率 3.7%
【株主優待内容】（2022年3月まで）
権利確定月 3月
青森県の郷土名産品、全国グルメギフト
100株以上（優待利回り3.65%）
【1年以上保有】3,000円相当
1,000株以上
【1年以上保有】5,000円相当
（約420品目）ハガキ以外でネットからの申込みも可能です。
補足
青森銀行とみちのく銀行は、２０２２年４月１日に経営統合することになりました。共同持ち株会社「プロクレアホールディングス（ＨＤ）」を新設し、株式移転比率は青森銀１に対し、みちのく銀０・４６となります。
みちのく銀行に関しましては0.46の割合になりますので、経営統合後100株が46株になってしまいますので、注意が必要です。
めぶきフィナンシャルグループ 7164
茨城県の常陽銀行、栃木県の足利銀行を中核とする地銀持株会社（地銀総資産2位、2021年3月）。銀行業務を中心に、リース業務、証券業務、信用保証業務、クレジットカード業務などの金融サービスを展開しています。
株価(03/11) 256円
時価総額 3,018億円
ROE(実) 3.88%
ROA(実) 0.18%
PER(予) 7.5倍
PBR(実) 0.27倍
配当利回り(予) 4.30%（1株11円）
自己資本比率 4.3%
【株主優待内容】
権利確定月 3月
地域特産品（カタログギフト）
1,000株以上
【1年以上保有】2,500円相当
5,000株以上
【1年以上保有】4,000円相当
10,000株以上
【1年以上保有】6,000円相当
茨城県・栃木県の特産品を中心に501アイテム
2,500円相当一部抜粋
青森銀行 8342
青森県が地盤の地銀。銀行業務（預金、貸出、商品有価証券売買、有価証券投資、内国為替、外国為替、社債受託・登録）を中心に、リース業務、クレジットカード業務などの金融サービスを展開しています。
株価(03/11) 1,767円
時価総額 362億円
ROE(実) 1.97%
ROA(実) 0.07%
PER(予) 10.5倍
PBR(実) 0.30倍
配当利回り(予) 2.83%（1株50円）
自己資本比率 3.2%
【株主優待内容】（2022年3月まで）
権利確定月 3月
青森の特産品（商品引換券）
100株以上
【1年以上保有】1枚
1,000株以上
【1年以上保有】2枚
※1枚当たり3,000円相当。
2021年版一部抜粋
補足
青森銀行とみちのく銀行は、２０２２年４月１日に経営統合することになりました。共同持ち株会社「プロクレアホールディングス（ＨＤ）」を新設し、株式移転比率は青森銀１に対し、みちのく銀０・４６となります。
新たに出来るプロクレアホールディングスに関しては配当金、株主優待については今後の発表を待ちましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回紹介した銘柄は全て長期保有しないと株主優待を貰うことができません。地銀銘柄のデメリットは企業の高成長はあまり見込めないことです。しかし、ある程度の利回りもあり、株主優待も頂けるなら長期保有を目的にお気に入りの銘柄を保有しておくのも、楽しみの1つとしていいかもしれませんね。
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