東京株式市場で取引ができる株の中に、日本銀行の株も存在しています。
日本銀行、通称【日銀】とは、黒田総裁率いる日本経済の中核となる「中央銀行」として、発券銀行、政府の銀行、銀行の銀行と言われ、紙幣を発行したり、政府の預金を受け入れたり、銀行の預金を受け入れたりしています。
最近のニュースでは、日銀がETF(上場投資信託)の買い入れをすることを度々見かけると思います。現在、2010年12月から2021年2月までに累計35.7兆円分のETFを購入していて、時価ベースで一時50兆円を超えていました。これは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の日本株保有額より多いので驚きですね。
しかし、最近の日銀はこのETFの買い支えを見直しているようです。具体的にはわかりませんが、今までのようには買い入れをしなくなったようです。
そこで、今日の本題です。3月に入って日銀の株価がストップ高を繰り返しています。
(出典:Kabutan)
このチャートを見ると誰もがおかしいと思いますよね。2月の最終日26日には株価28,000円でした。それが、3月4日現在54,000円のストップ高更新中です。日銀のETF買い入れ利益がかなりある安心感からなのでしょうか。
過去の日銀の株価を見てみると、1988年12月の上場来高値755,000円で、実に40倍も上昇していました。丁度この時期はバブルの頃で日銀の株価もバブルと共に大高騰していました。それにより、今回の日銀の高騰はバブル崩壊の前触れなどとの噂もあります。
ただ、日銀はかなり流動性が低いのでストップ高しやすいということがあります。なので、突然暴落も考えられますし、まだまだ高騰するかもしれません。ただ、一般の個人が手を出すのは少々怖い気がしますね。
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