もうすぐ年末になり、忙しくなってきた今日このごろ。現在、業績の調子がよく今期増配の発表もしている気になっている銘柄を紹介したいと思います。
その気になっている銘柄とは
学究社 9769
進学塾の運営会社。東京都と神奈川県で都立中高一貫校・都立難関高校・大学対応の中高大受験塾「ena小学部・中学部・高校部」、個別指導塾「個別ena」、専門大学（芸術・美術、看護・医療系）予備校を運営。その他、帰国子女の受験対策指導、インターネットによる受験・教育情報の配信サービスを提供しています。
株価(12/24) 1,508円
時価総額 165億円
ROE(実) 27.24%
ROA(実) 12.07%
PER(予) 11.0倍
PBR(実) 3.59倍
配当利回り(予) 4.97%（1株75円）
自己資本比率 42.8%
【株主優待内容】
オリジナルクオカード
権利確定月 3月
100株以上
1,000円相当
※贈呈時期 6月下旬
2021年11月11日に決算の発表で、第2四半期累計決算の経常利益が前年同期比42.4％増の12.4億円になり、通期の同利益を従来予想の20億円→23億円(前期は17.8億円)に15.0％上方修正しています。
また、業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の65円→75円(前期は65円)に増額修正しました。
（出典：Kabutan）
通期予想も過去最高益予想を上乗せしていますし、業績は好調なのがわかります。
続いてチャートを見てみましょう。
（出典：Yahooファイナンス）
大きな上下をしつつ、今年1年間は右肩上がりに上昇していますね。
何より、学究社の増益の最大の理由は生徒数が増加していることにあります。その理由として、他塾では、私立中高一貫校、名門私立大学付属中高対策を市場とする中、学究社は都立中高受験の市場をいち早く開拓し、この市場での不動の地位を築いていることにあります。そして、都立中高受検では毎年抜群の合格実績を誇るとともに都立難関校受験においても学究社の強みを発揮しています。
株主還元について
長期にわたる安定基盤の確立に努めるとともに、株主への業績に対応した成果の配分を行い、 利益還元を強化していくようです。増配しながら配当性向が下がっているのが素晴らしいですね。
株式会社東京証券取引所の市場区分については、プライム市場を選択する申請書を提出しています。
詳しくは↓
まとめ
今回紹介しました学究社で私が気に入っている点は①業績好調、②高配当、③株主優待がもらえるになります。他にも割安であり財務が健全なところもいいですね。ただ、これからの株価がどうなるかはわかりませんので、くれぐれも参考程度にして頂けたらと思います。
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