こんにちは、株長期投資家のありスケです。
今日は東証プライム上場の大気社(1979)について、株式分析をまとめてみます。

現在の株価は3,665円(2026年2月時点、年初来高値3,700円)。建設業セクターに属しますが、実は「半導体工場向けクリーンルーム」のスペシャリストとして、AI・先端半導体ブームの恩恵をモロに受けている銘柄です。
最近の株価チャートを見てみましょう。直近は3,600円台で推移し、上昇トレンドを維持しています。

大気社ってどんな会社?
大気社は1913年創業の老舗で、主に2つの事業を展開しています。
• 環境システム事業:産業空調・ビル空調。全体売上の約6割。
• 塗装システム事業:自動車工場向け塗装プラントなど。
特に注目は環境システム事業内の産業空調分野で、ここがクリーンルームの主力。半導体・医薬品・精密機器向けの高清浄度空調設備を提供しており、全体売上の約48%を占めると推定されます(単独開示はないが、産業空調がほぼクリーンルーム関連)。
大気社の強みは、戦略的な顧客分類!
• 日系産業空調:国内自動車メーカーなど伝統的な顧客。安定基盤。
• 非日系産業空調:TSMC(台湾)や海外半導体メーカー。ここが爆発的成長ドライバー。
TSMC熊本工場(JASM)のクリーンルーム施工写真です。大気社は心臓部であるクリーンルームの設計・施工を担当し、通常3年かかる大規模工事をわずか1年で完了させた実績が評価されています。

現在進行中の最大プロジェクトは台湾TSMCの本社工場拡張で、世界最大級の半導体クリーンルーム案件が複数走っています。
最新業績:好調!上方修正で過去最高更新中
2026年3月期(現在進行中)は非常に好調です。
• 2025年11月に業績予想を上方修正
• 売上高:従来予想を上回る(国内工事進捗好調)
• 営業利益:171億円 → 190億円(前期比5.7%増)
• 上期決算:売上高13.8%増、営業利益66.9%増で過去最高更新。
• 受注工事高:過去最高を見込み。超大型案件(主に非日系半導体関連)が寄与。
背景はAI需要による半導体投資拡大。TSMCをはじめ、データセンター・先端プロセス工場の建設ラッシュが続いています。大気社は台湾での長年の実績が活き、非日系顧客からの大型受注が急増中です。
中長期計画(10年プラン2035)では:
• 2035年売上高5,000億円目標(現在約2,700億円規模)。
• 2026〜2028年は「変革期」として、半導体・電子部品分野に経営資源集中。
• 米国・インド市場参入、ターンキー(一括受注)強化でさらに大型化狙い。
株価分析と今後の予想:期待大!
株価は3,665円。PERは業績好調で割安感が出てきています( PER17.1 倍 PBR1.55 倍 利回り2.56 %
)。配当利回りも安定(年間94円予想)で、長期保有向き。
これから期待できるポイント
• 半導体サイクルのピークが継続中。AI・EV需要でクリーンルーム投資は世界的に活況。
• 非日系比率拡大で、売上・利益のボラティリティが低下しつつ、高成長。
• 2026年期の超大型案件完成で、2027〜2028年期に業績爆発の可能性大。
リスク
• 競合激化や為替影響。
それでも、現在の受注残高と市場環境から、中長期で株価上昇余地は大きいと見ています。5,000円タッチも夢じゃないかも?(あくまで個人的見通しです)
まとめ:長期投資家に自信を持っておすすめ!
大気社は「地味だけど強い」典型。TSMCとの深い関係とクリーンルーム技術が、AI時代の勝ち組ポジションを固めています。業績上方修正続きでモメンタムも上向き。
長期投資目線でポートフォリオに加える価値ありです。ただし、投資は自己責任でお願いします。