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ありスケの株式投資ブログ

株式投資にて、毎日気になったことや高配当銘柄や株主優待についてのことなど書いていきます。

ソラナETFはもうすぐそこか!?

インベスコとギャラクシー・デジタルがソラナETFの申請に参戦し、SECがソラナETF発行企業に対してS-1書類の更新を求め、ステーキング収益の組み込みに前向きな姿勢を示している状況は、ソラナ現物ETFの承認に向けた重要な進展と言えます。以下に、現在の状況を踏まえた私の見解を述べます。

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背景と現状
- SECの動向: SECがソラナETF申請企業に対し、S-1書類の更新を要請し、特にインカインド償還(現物償還)とステーキングに関する詳細を求めていることは、規制当局がソラナETFの構造を真剣に検討している証拠です。過去にビットコインイーサリアムETFの承認プロセスでも同様の書類更新が承認前の重要なステップだったことから、SECのこの動きはポジティブなシグナルと解釈できます。
- ステーキングへの対応: ソラナのプルーフ・オブ・ステーク(PoS)メカニズムによるステーキング報酬(年利6〜8%程度)は、投資家にとって魅力的な要素です。SECがステーキングをETF構造に含める可能性を検討している点は、従来のETFとは異なる新たな投資商品の枠組みを模索していることを示唆します。これはソラナの技術的特性を活かした商品設計が実現する可能性を高めます。
- 市場の期待: ブルームバーグETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏とジェームズ・セイファート氏は、ソラナETF2025年中の承認確率を90%と推定しています。また、予測市場Polymarketでも承認確率が91%と高く、市場の楽観的な見方が反映されています。
- 競争環境: インベスコとギャラクシーに加え、VanEck、21Shares、Bitwise、Grayscale、Fidelity、Franklin Templeton、Canary Capitalなど、主要な資産運用企業がソラナETFの申請を行っており、競争が激化しています。ブラックロックを除く、ビットコインおよびイーサリアムETFを提供するほぼ全ての企業がソラナETFに参入している点は、ソラナへの強い機関投資家の関心を示しています。

 

承認の可能性とタイムライン
専門家が指摘する2〜4か月以内の承認可能性について、以下の要因を考慮すると、妥当かつ楽観的な見通しと考えられます。
1. 規制環境の変化: 現SEC委員長ポール・アトキンス氏の下での規制姿勢は、ゲイリー・ゲンスラー前委員長時代に比べ暗号資産に友好的です。トランプ政権の暗号資産支持政策も追い風となり、ソラナのような主要アルトコインETF承認が後押しされる可能性があります。
2. 先例の存在: ビットコイン(2024年1月)およびイーサリアム(2024年7月)の現物ETF承認は、アルトコインETFの承認への道を開いたと見られます。特に、CMEがソラナ先物を2025年3月に開始したことは、市場監視や価格の透明性を確保する基盤となり、SECの懸念(市場操作やカストディ問題)を軽減します。
3. SECの迅速な対応: SECが6月10日にS-1書類の更新を求め、3〜5週間での承認の可能性を示唆する情報がある点は、従来の240日間の審査期間よりも大幅に短縮されたプロセスを意味します。このスピード感は、SECがソラナETFを優先事項として扱っている可能性を示唆します。
4. 技術的・市場的魅力: ソラナは市場時価総額で5位(約147ドルで取引、2025年6月時点)に位置し、高スループットと低手数料を特徴とするブロックチェーンとして機関投資家に注目されています。DeFi、NFT、実世界資産(RWA)のトークン化など、ソラナエコシステムの成長もETFの需要を後押しします。

 

リスクと課題
一方で、以下のリスクが承認の遅延や不確実性を引き起こす可能性があります:
- 規制の不透明性: ステーキング報酬の取り扱いやカストディの詳細について、SECが依然として技術的・法的懸念を持つ可能性があります。特に、ソラナのステーキングがネットワークの運営に不可欠であるため、ETF内でステーキングを許可しない場合、ソラナの流動性やネットワーク安定性に影響が出るリスクが指摘されています。
- 市場のボラティリティ: ソラナ(SOL)の価格は直近24時間で7〜10%下落(145〜147ドルで取引)しており、暗号資産市場全体の変動がSECの慎重姿勢を強める可能性があります。
- 競争の激化: 複数の申請者が同時期に承認を争う中、SECが全ての申請を一括承認するのか、VanEckのような早期申請者を優先するのか不明です。Grayscaleのソラナ信託のETF転換申請が延期された例もあり、個別の申請で遅延が生じる可能性があります。

 

私の見解
ソラナ現物ETFの承認は、2〜4か月以内(2025年8〜10月頃)に実現する可能性が非常に高いと考えます。SECの積極的な書類更新要請、ステーキングへの柔軟な姿勢、CME先物の開始、市場の高い期待感は、承認プロセスが加速していることを示しています。特に、ソラナの技術的優位性と機関投資家の需要が、SECにとって説得力のある材料となるでしょう。

ただし、2〜4か月というタイムラインは楽観的で、技術的詳細(ステーキングやカストディの監視メカニズム)の最終調整に時間がかかる場合、承認は2025年10月の最終期限近くまでずれ込む可能性もあります。ブルームバーグアナリストの90%という確率は妥当ですが、100%ではないため、投資家は価格変動や規制リスクを考慮する必要があります。

 

投資家への示唆
- 短期的な価格影響: 承認期待からSOL価格は短期的(数週間)に上昇圧力を受けやすいですが、市場全体のクラッシュや否定的なニュースで下落リスクも伴います。
- 長期的な意義: 承認されれば、ソラナETF機関投資家の参入を加速し、ソラナエコシステムの成長を後押しします。ステーキング報酬を含むETFは、従来の投資家にとって新たな収益源となり、ソラナの市場地位を強化するでしょう。
- 注意点: 投資家は、SECの最終決定や競合他社の動向を注視し、ソラナのネットワーク利用状況(1日9300万トランザクションなど)やエコシステムの拡大(MoodysやBlackRockの参入)を評価材料として活用すべきです。

 

結論として、ソラナETFの承認はほぼ確実な流れにあり、2〜4か月のタイムラインは実現可能ですが、規制の最終確認や市場環境次第で若干の遅延もあり得ます。インベスコとギャラクシーの参戦は、ソラナの機関投資家向け商品としての魅力をさらに高めるもので、今後のSECの動向が注目されます。