今日(6月10日)の日経平均株価は422円下がり下落相場となりました。そんな中、上場株式全体で下落銘柄3078銘柄に対し、上昇銘柄は752銘柄でした。このような下落相場の中、株価を下げなかった銘柄で、かつ高配当な銘柄をいくつか紹介していきたいと思います。
長谷工コーポレーション 1808
マンション建設トップの準大手ゼネコン。新築マンションの情報収集・用地取得・企画・設計から施工・販売、リフォーム・管理までのトータルプロデュース、建築・エンジニアリング・不動産・賃貸管理を営んでいます。
株価(06/10) 1,592円
時価総額 4,789億円
ROE(実) 13.42%
ROA(実) 5.35%
PER(予) 7.7倍
PBR(実) 1.05倍
配当利回り(予) 5.03%(1株80円)
自己資本比率 38.6%
(出典:Kabutan)
20年、21年度は業績がやや下がり配当金も80円から70円になっていましたが、22年度や今期予想は売上げを上げてくる予想になっています。
チャートを見てみましょう。
(出典:Yahooファイナンス)
低迷していた株価も5月の本決算で前期、今期共に増配し80円の発表をしました。そこから株価は順調に推移しています。
日本特殊陶業 5334
セラミック総合メーカー、森村グループ。自動車部品(スパークプラグ・グロープラグ、各種センサ)、セラミック製品(半導体パッケージ・基板、機械工具、ファインセラミックス、医療関連製品)の製造・販売をしています。
株価(06/10) 2,647円
時価総額 5,405億円
ROE(実) 12.50%
ROA(実) 7.55%
PER(予) 7.7倍
PBR(実) 1.05倍
配当利回り(予) 5.21%(1株138円)
自己資本比率 62.5%
(出典:Kabutan)
今期は大幅に増収増益の予想で、配当も大幅に増配しています。海外での売上げが8割を超えているため円安の恩恵をダイレクトに受けている銘柄とも言えます。
チャートを見てみましょう。
(出典:Yahooファイナンス)
ここ最近は上下しながらも上昇しています。最近特に株価を上げていますね。やはり大きな増配で高配当銘柄として注目されているのでしょう。
LAホールディングス 2986
マンション開発のラ・アトレを中核する不動産会社。 首都圏を中心に新築不動産販売(分譲マンション買取再販、開発、土地企画販売、賃貸レジデンス)、再生不動産販売(リノベーション)を営んでいます。
株価(06/10) 2,319円
時価総額 125億円
ROE(実) 33.97%
ROA(実) 6.53%
PER(予) 5.7倍
PBR(実) 1.89倍
配当利回り(予) 6.04%(1株140円)
自己資本比率 20.0%
(出典:Kabutan)
前期は12月に12月期の期末一括配当は130円と発表していましたが、2月に前期配当132円とし今期も140円と発表しました。
チャートを見てみましょう。
(出典:Yahooファイナンス)
株価は多少の上下はあるものの上場来右肩上がりを推移しています。時価総額もまだまだ小さいので、期待出来る銘柄ですね。
まとめ
6月10日の下落相場の中、これらの銘柄はプラスで終えました。現在、アメリカの5月消費者物価指数は予想8.3%で結果は8.6%という結果となりました。6月14日、15日にはFOMCも控えているため、米国株はこれからまた下落相場となるでしょう。日経平均株価も少しはひっぱられて下げてしまう可能性が高いと思います。このような相場の中、株価が下がりにくい銘柄はやはり魅力的ですね。
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