今回は、最近反転しだしている中国株のETF、CXSEについて解説していきたいと思います。
中国では4月から上海市が全面的に封鎖され、コンテナ取扱量で世界首位の上海港では物流が停滞していました。しかし、上海は6月1日よりロックダウンの解除が行われて少しづつですが、緩和しつつあります。また、中国では新規のゲームを発売するには、国家新聞出版署から「版号」と呼ばれるライセンスの承認を受ける必要があります。しかし、昨年の7月より新規の版号の発行を停止していました。そのため、多くのゲーム企業が廃業となりました。しかし、今年の4月から再開され、4月には45本が承認され、6月7日には60本が認可されました。
ここで、今回紹介します、ETFのCXSEについて解説していきます。
CXSE(ウィズダムツリー中国株ニューエコノミーファン)
米国籍のETF(上場投資信託)。発行済株式の政府による保有率が20%未満の中国株へのエクスポージャーの提供を目指しています。
経費率 0.32%
直近配当利回り 1.46%
分配金回数 年4回(3.6.9.12月)
【投資信託組入れ上位銘柄】
テンセント 12.38%
アリババ 9.12%
メイトゥアン 4.98%
JDドットコム 3.12%
CATL 2.14%
バイドゥ 2.11%
中国元 2.07%
網易 1.95%
ピンアン・イン 1.8% など
現在のチャートを見てみましょう。
(出典:楽天証券)
2021年には80ドルまで上昇していましたが、中国政府による派手な規制が相次ぎ、中国株は転落していき、ロックダウンなどにより更に拍車をかけてしまいました。
現在は中国政府が景気刺激策を強化していきます。これから中国の経済が回復するのには数ヶ月はかかりますし、ロシアとの関係に対してアメリカが規制をかけてくる可能性もありますので、中国株にはリスクも伴います。しかし、中国は色々と行動が早いので、あれよあれよといううちに回復してしまう可能性もありますね。
皆さんはこれからの中国株について、どう動いていくと思いますか。
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