現在、不安定な相場の中、割安な銘柄でかつ株価が絶好調な銘柄を紹介します。このような相場で株価を上げている銘柄って気になりますよね。
ニチモウ 8091
水産専門商社グループ。漁業・水産業界の事業領域で漁獲シーンへの機資材供給(漁網・ロープ類)から水産原料買付、加工食品製造、流通・最終商品、食品加工機械まで「食分野」製品を取扱っています。
株価(02/21) 2,830円
時価総額 107億円
ROE(実) 9.14%
ROA(実) 2.34%
PER(予) 4.0倍
PBR(実) 0.49倍
配当利回り(予) 2.83%(1株80円)
自己資本比率 26.4%
(出典:Kabutan)
ニチモウは、中期経営計画にて2023年3月期から2025年3月期にかけて売上高を1,300億円と発表していましたが、2022年3月期に達成する予想を出しています。
また、現在は配当性向が10%台と低めにせっていしているのですが、2023年から段階的に30%に引き上げる予定です。これは3倍近くになる予定なので、単純に現在の利回りを3倍すると8.49%になります。
半年間のチャートはこちら
(出典:Yahooファイナンス)
神鋼商事 8075
神戸製鋼所グループの中核商社。鉄鋼(線材・条鋼、厚板、薄板、チタン)、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶材の5事業を柱に、自動車・船舶・航空機・IT機器からエネルギー分野向けに商品の輸出入しています。
株価(02/21) 3,850円
時価総額 341億円
ROE(実) 4.06%
ROA(実) 0.77%
PER(予) 5.3倍
PBR(実) 0.56倍
配当利回り(予) 5.71%(1株220円)
自己資本比率 19.5%
(出典:Kabutan)
神鋼商事の注目ポイントは急激にあがった配当金ですね。海運業の次は鉄鋼業かと思わすほど最近の鉄鋼業は大幅増配が目立ちます。国内外の自動車、建築、造船業界において需要回復傾向が見られ、線材・鋼板製品ともに取扱数量が増加し、価格も上昇しているようです。
1年間のチャートはこちら
(出典:Yahooファイナンス)
ルックホールディングス 8029
レディース向けアパレルファッションメーカー。アパレル事業(海外ブランド商品輸入、オリジナル商品開発、百貨店・専門店への販売、直営店舗&Eコマース販売)、生産及びOEM事業を展開しています。
株価(02/21) 1,585円
時価総額 122億円
ROE(実) 7.89%
ROA(実) 4.08%
PER(予) 6.0倍
PBR(実) 0.46倍
配当利回り(予) 2.52%(1株40円)
自己資本比率 51.7%
(出典:Kabutan)
海外での販売や自社ECサイトでの売上げが好調のようでした。コロナ禍でのアパレル業で好調なのは凄いですね。ルックホールディングスは生産、物流、販売も手掛けているのが強いのでしょう。また、ルックホールディングスは株主優待制度も取り入れています。
【株主優待内容】
権利確定月 12月
オンラインショップ「ルック アット イーショップ」の割引券
100株以上
【3年未満保有】2,000円相当
【3年以上保有】2,500円相当
400株以上
【3年未満保有】4,000円相当
【3年以上保有】5,000円相当
半年間のチャートはこちら
(出典:Yahooファイナンス)
まとめ
今回は、ニチモウ〈8091〉、神鋼商事〈8075〉、ルックホールディングス〈8029〉の3選を紹介しました。個人的には1番気になったのはニチモウでした。長期投資で持っていたいと感じましたね。また、最近の鉄鋼業の業績も気になりますね。
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