今回は、株を見るうちでとても重要な指標となるEPS(1株当たり利益)について説明していきます。株を調べているとよく目にする方も多いのではないでしょうか。
◉EPSとはどのような計算方法で求められるのか。
EPSの計算方法は以下のとおりで
EPS=当期純利益÷発行済み株式数
この計算式で、1株当たりの純利益を求めることが出来ます。なぜ、純利益かというと純利益が配当の資源となるからです。
◉EPSが増える状況は?
当期純利益が多ければEPSも大きくなりますが、上記の計算式を見てのとおり、自社株買いや株式併合などにより発行済み株式数が減ってもEPSが大きくなります。
◉EPSが減る状況は?
増える場合の逆で、当期純利益が少なくなればEPSも少なくなりますし、株式分割など発行済み株式数が増えるとEPSは減ってしまいます。
◉PERの求め方。
PER=株価÷EPS
こちらの計算でEPSが使われています。つまり、PERが低いということは、株価に対してEPSが大きい場合と考えられますので割安と言われるわけです。
◉EPSはどこで見れるのか。
まずは、みんな大好きなKabutanで見てみましょう。
こちらはファーストリテイリングの通期業績の表になります。黄色で囲ったところが1株利益つまりEPSとなります。その右が1株当たりの配当金が記載されています。ここで求めれるのが配当性向になります。
配当性向%=1株配当÷EPS×100
上記の表でわかることは、2021年度予想EPSは1,615.8円で1株当たり480円の配当があり配当性向は29.7%となります。
まとめ
簡単にまとめるとEPSは高いほどいいし、毎年上がっていれば優秀と言えます。ただ、純利益は変わっていない場合や上がっているのにEPSが下がっている時は何があったのかを調べて確認してみるのもいいですね。このように、株を購入する際はEPS(1株当たり利益)を気にしながら調べてみてはいかがでしょうか。
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