今回は、今個人的に気になっている銘柄を2つ紹介したいと思います。
まず1つ目の銘柄は
三栄建築設計 3228
ハウジング会社、メルディアグループ。不動産分譲（戸建分譲、土地分譲、分譲マンション）、不動産販売（収益不動産）、不動産請負（注文住宅・建設請負）、賃貸収入（アセット・賃貸運用）の4事業を行なっている会社になります。
株価(08/26) 1,883円
時価総額 400億円
ROE(実) 9.51%
ROA(実) 3.08%
PER(予) 5.3倍
PBR(実) 0.84倍
配当利回り(予) 3.98%（1株75円）
自己資本比率 32.3%
◉三栄建築設計は8月25日、業績の予想の変更と増配の発表をしました。
売上げはやや下がるものの、利益が増えるようです。配当は従来計画の70円から75円(前期は48円)に増額修正をしました。
三栄建築設計によると、外出自粛に伴う「おうち」で過ごす時間の増加やリモートワークに取り組む企業の増加が進んだことで、住宅需要が高まっているようです。
三栄建築設計の主力事業は建売分譲住宅事業になるのですが、分譲住宅ブランド「メルディア」の販売が特によく、利益上昇に貢献しているようです。
三栄建築設計のポリシーに【同じ家はつくらない】というものがあり、人気の秘訣になっています。
また、三栄建築設計の中期的な成長戦略の一つである「海外戦略」として、ロサンゼルス営業所(アメリカ)、子会社である株式会社プロスエーレによるASEAN圏を中心とした不動産開発を行っています。今後、経済成長が見込まれるエリアにおいて、住宅、オフィス、ホテル、商業施設などの幅広い分野を手がけていきます。
2つ目の銘柄は
ケイアイスター不動産 3465
ハウジング会社。1都10県の関東全域で、分譲住宅「ケイアイフィット」・注文住宅「はなまるハウス」・セミオーダー新築「IKI」・中古住宅の販売、不動産収益物件の賃貸・不動産仲介、リフォーム等を営んでいます。子会社のよかタウン（神奈川）、旭ハウジング（神奈川）、フレスコ（千葉）、建新（神奈川）、東京ビッグハウス（東京）によりケイアイグループを形成。主要顧客は世帯収入300万円から500万円台の一次取得者である若年層です。
株価(08/26) 5,020円
時価総額 715億円
ROE(実) 35.82%
ROA(実) 7.61%
PER(予) 5.5倍
PBR(実) 2.69倍
配当利回り(予) 4.58%（1株230円）
自己資本比率 22.3%
◉8月12日の決算発表では、今期経常を32％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も30円増額との発表で株価を大きくあげたのですが、8月23日に140万株の公募増資など発表し株価を大きく下落させてしまいました。
（出典：Yahooファイナス）
公募増資とは、新規に株式を発行するために、不特定かつ多数の投資家に対して取得の申し込みを勧誘することです。株式の数が増えますので、価値は下がってしまいます。しかし、業績が悪いという理由でなく、この増資で上手に事業拡大に繋げることができれば、また株価も上がってくるでしょう。
発行価格は９月１日から６日までのいずれかの日に決定する予定で、調達資金９１億２１００万円は分譲住宅事業の土地仕入れ・建築などに当てるようです。
100株以上で1,000円相当
500株以上で3,000円相当のクオカードが貰えます。（9月）
まとめ
最近、不動産業は業績がよく株価が高騰しやすくなっている傾向があります。日本での不動産業は少子化が続いているためあまり期待度が低いようで、割安の傾向が強いですね。しかし、まだまだ現在では売上げを上げている企業も多いので狙い目なのかもしれませんね。
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